2017.12.06
香り”X”の分解と再構築 ~やえやまアートストーリー
文化庁メディア芸術祭石垣島展にあわせて、島で活躍するアーティストやクリエイティブな場が、オープンな探訪企画「やえやまアートホッピング」を開催しています。島の創造のアンバサダーたちに、それぞれの活動のストーリーを聞いてみました。
アートホテル石垣島では、最上階のスカイバンケット&バー「カプリコン」にて「香りのアーティスト」MAKI UEDAさんによる「香り”X”の分解と再構築」という嗅覚アートのインスタレーションを12月16日まで展示しています。
(バータイム限定/バーご利用の方のみ鑑賞可/貸切営業時は非展示)
1:どのような思い、考えで
当ホテルは2017年春「アーバンリゾート」をテーマに全館改装をおこない、「アートホテル石垣島」にリブランドいたしました。リブランド後、今まで地元の皆様にご愛顧いただいてきた絆はそのまま大切にしつつ、新たな感覚を発信する場所となるべく、アーティスト(特に地元アーティスト)とのコラボレーションの可能性を探る中で、今回MAKI UEDAさんのアート展示が実現いたしました。
2:何を
ある花”X”の香りを構成する複数の香気成分を抽出。それぞれの香り別にキャンドルを作成。キャンドルを灯すことにより、それぞれの香りが「カプリコン」の空間で立体的に調香され、”X”の香りが再構築されます。
それぞれのキャンドルの香りをお楽しみいただきつつ、カプリコン全体で香る”X”の正体を記憶の中からたぐりよせていただきます。
香りごとのキャンドルには色をつけ、装飾の一面をもたせ、バー「カプリコン」の世界をも形作っているアート作品です。180度ガラス張りの店内で目の前に広がる石垣島の夜景を見ながら、美味しいお酒(ドリンク)とともに、キャンドルの色と炎、そして香りをお楽しみいただけます。視覚、味覚、嗅覚を刺激する、心地よい時間が流れます。
期間中は”X”を素材として使ったカクテルやスイーツも数量限定でご提供いたします。
3:それをすることで島の創造にとって、どのようなことを期待しているのか
観光、お仕事で島外からお越しのお客様には想い出に残る場所として、そして地元の方々には新しいモノ・コトを体感できる場所として、常に新しいことをおこす発信力の高いホテルでありたいと思っています。
発信者:アートホテル石垣島 総支配人 佐藤智博
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