© 落合陽一
立体作品

コロイドディスプレイ

落合陽一

伊原間会場

第20回エンターテインメント部門審査委員会推薦作品の作家による作品

海辺の里山集落の古民家に展示されます。 杜を背景に、蝶々の映像がシャボン膜に浮かんでいます。映像と物質性の探求の末に数μmの膜の上に映された蝶は時におぼろげで時に艶やかです。これは超音波の周波数によって極薄のシャボン膜を微細に振動させることで、映像の投射を可能としたものです。光を乱反射させ質感の変化を生み出すため、反射し光る映像と液体が時間の経過と空間の移ろいを自然景観の中でメディア表現へと昇華します。

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